ブタクサによる花粉症


ブタクサによる花粉症

イネ科の植物以外では、ブタクサが花粉症の原因植物として有名です。

ブタクサはキク科の帰化植物で、日本初の花粉症患者はブタクサ花粉症です。

ブタクサのほか、オオブタクサという植物も花粉症の原因植物となります。

オオブタクサは草丈が3メートル近くにもなり、8月から9月にかけて花粉を飛散します。

戦後になって急激に増加したブタクサは、一時は、空き地などに群生していましたが、その後宅地造成が進み、最近ではブタクサはだいぶ少なくなってきました。

かつては、ブタクサ花粉症は、スギ花粉症に次いで多い花粉症でしたが、ブタクサ自体が減ってきたため、最近では、カモガヤなどイネ科植物による花粉症の方が多くなっているのが実態です。

ブタクサ花粉症に次いで多いのが、ヨモギ花粉症です。

ヨモギは帰化植物ではなく、日本古来の植物ですが、最近ではブタクサが減ってきたため、ヨモギ花粉症がブタクサ花粉症と同じくらいになってきているといいます。

ヨモギの花粉は、ブタクサの花粉より半月程度遅れて飛散し始めます。

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